翔全繋互

部員と関係者の連絡用ブログです。

重箱読みと湯桶読み

3年生がこの前解いた問題の解説です。

漢字には音読みと訓読みがあります。熟語の多くは音読みと音読みの組み合わせです。
例、吹奏楽 スイ+ソウ+ガク
訓読みはふく、かなでる、たのしむ、ですよね。
多くはありませんが、訓読みと訓読みの組み合わせもあります。
例、青空 あお+そら あおぞら

そして少なからずやあるのが音読みと訓読みが混在する組み合わせです。

音読み+訓読みの組み合わせを重箱読みと言います。
例、台所(ダイどころ)、本屋(ホンや)

訓読み+音読みの組み合わせは湯桶(ゆトウ)読みです。
例、場所(ばショ)、友達(ともダチ)

ちなみに
熟語のときだけ特殊な読み方をするものを熟字訓(じゅくじくん)と言います。
例、小豆(あずき)、明日(あした)

どうやって見分けるのか、
定期考査は基本的に覚えたほうが早い気もします。
今後に活用する力としては訓読みの多くは送り仮名がありますから、この漢字は送り仮名あったっけ?と考えると当たる確率は上がるでしょう。
そして漢検を受ける人や受験の読み問題は、まったくわからない言葉は一部分でも読める部分の音読みを書くといいですよ。最後の手段ですが。漢字は意味を表す部分と音を表す部分の組み合わせですから、形が似ているものは読みが同じなことが多いです。
例、徐叙除敘敍、全部ジョです。