吹奏楽部は日ごろ、多くの教室を借りています。ホールはもちろんのこと、音楽室だけでなく、普通教室も借りています。おそらくは最も多くのスペースを利用しているでしょう。
けれど、その多くの場所を貸してもらえるのは特別なことです。当たり前のことではありません。だからこそ、借りるからには貸してよかったなと思ってもらえるように大切にそして丁寧にその場所を使う必要があります。
教室を使うときに、委員会などでその教室を使用している人がいれば、もちろんその教室は使用できません。別な場所に移動してください。
また、使い終わったときには、
①移動した机や椅子は元通りにする。
②スイッチ関係は必ず電源を切る。
③校庭側の窓ガラスのカギが閉まっているか確認する。※上の窓も含む。
④黒板を使用した場合はきれいに消す。※クリーナーも含む。
⑤ゴミが落ちていたら拾う。
⑥部屋の中に異常があれば速やかに顧問に報告する。
⑦トイレの電気も同じです。消します。※換気扇も含む。
これらのルールとマナーを守ってください。
特に土日の練習は鍵を閉めてくださる係の方はいません。全部顧問が見ているんです。
吹奏楽部に貸していたなら大丈夫、吹奏楽部に貸せばきれいにして返してくれるから助かる、そういった状態が保たれていることが必要です。
現在の当たり前は当たり前ではないんです。
以前に使えたものや場所が使えなくなるといったこともあった3年生はよくわかっていると思います。
楽器がある、部屋がある、道具がそろう、仲間がいる、これらは長年の中でかつての先輩や今の上級生が築き上げてきたものです。
最初に言いましたが、
「楽器を大切にすること」「仲間を大切にすること」この2つの決まりが守れなければ、部活動をできません。
だれかがやってくれるだろう、と片付けなどをやらずにいるなんてことのないようにしてください。気遣いの力を身につけてください。