翔全繋互

部員と関係者の連絡用ブログです。

吹奏楽の旅

笑ってコラえて吹奏楽の旅、シリーズの始まりは確か2004年。当時中学3年生だったと思います。時々復活しシリーズとして放送されていたこの企画が今年もまたあるようです。初回は先週、TVerでまだ見ることができるので時間があったらぜひ見てください。

特集されていたのは少人数の中学校、新聞で取り上げられていたり話題になったりと有名だったので知ってはいましたが、音を聞いたのは初めてでした。コメントもありましたが、トランペットやチューバ、主要金管楽器のいない13人のバンドですが豊かな響きで本当に驚嘆です。いない楽器の音が聴こえてくるんです。すごいですよね。

私は自分が中学生のときも教えるようになってからも今まではずっと小編成でした。1年を含めて30人いくかいかないかという人数でした。少ない人数でコンクール曲を仕上げることの難しさは伝えられないくらい本当に難しいんです。だから13人でもA編成でコンクールに挑戦する学校があり、しかも音楽性も高いという学校があったことに音楽の大きな可能性を感じます。表現や技術の豊かさは人数が必要なわけではなく、志し次第ではないかと改めて問われているような気がしました。環境や状況を変える力は年齢に関わらずちゃんとあって、諦めずに動くことで結果が良いかどうかは別だけど変化は確実にあるのだと感じました。

ウチのバンドは現在大編成です。これは本当に恵まれてます。数年前はAに出ようと思うことすらなかったと思います。これはOBOGの頑張りのおかげです。せっかくの人数の多さです。それをメリットとして考えましょう。どんなときも今いるメンバーのそれぞれの良さが最大限に活かされるサウンドを考えていきましょう。音楽を楽しみたいと思う気持ちを持つ仲間が集まることで、辛いことでも協力しながら乗り越えられるように、切磋琢磨するから向上心を持って日々を過ごせるように、思い出を共有できる仲間が多くいることが喜びになるように、そんな風になったらいいですね。