秋の新曲、アルヴァマー序曲は吹奏楽の世界で非常に有名な曲です。
作曲したのはアメリカの作曲家（指揮者）のジェームズ・バーンズです。１９８１年に作曲されたこの曲は急ー緩ー急の三部形式です。
１年間のスケジュールの中で、コンクールやコンサートに向けて選曲し練習していくと、いわゆる吹奏楽曲はどうしても数をこなせない事情があります。でも、もう少しスウェアリンジェンやリード、ホルストなどなど、吹奏楽に興味を持ってくれたのなら知ってもらいたい、古くから愛される名曲に触れる機会を作りたいとは思っていました。さて、アルヴァマー序曲は最近ポケモンの最新作の紹介のBGMに起用され、吹奏楽界はさりげなく賑わっています。通常よりもテンポが速いですけどね。他にも長く広く愛されている曲なので、演奏動画はたくさんヒットすることと思います。
最近は減ってきましたが、このアルヴァマー序曲やスウェアリンジェンのセンチュリアなどはコンクールの自由曲としても選ぶ学校は多かったです。我々はコンクールの自由曲は基本的に数曲こちらが選んだものを上級生が投票し決定しています。事前に選曲するにあたっては難易度とタイプの違うものを出すように意識しています。ですが、好みや過去の傾向も踏まえ、特徴としては、邦人であること、他と被りが多くなさそうであることは意識しています。また、急ー緩ー急、もしくは緩ー急ー緩の形式が多いです。それでも、邦人でなかったこともありますし、そのときどきですが。
夏休みも終わりに近づいてきました。先日、最初の部活の卒業生が顔を出してくれました。彼らももう２０歳。変わったところもあれば、変わらないところもありますが、時が過ぎるのはあっという間だと改めて感じました。
ということであっという間に、月曜日は始業式です。宿題が終わっているのか、それが気がかりではありますが、有意義な休みとなったでしょうか。新体制づくりが中心となる９月です。ひとまずは秋の連合音楽会に向けて頑張っていきましょう。
