翔全繋互

部員と関係者の連絡用ブログです。

自由曲

自由曲は毎年秋にそのときの2年生が候補から選びます。候補とする曲はこちらが出しますが、最後に選ぶのは上級生です。

今年は情感溢れる一曲です。技術的にも難しさが随所にある曲ですね。表現をつけようと思ったら、いくらでも山程できることがあるようなそんな一曲です。

前にも書きましたが、樽屋雅徳さんの曲は、マードックやマゼラン、名曲揃いです。難易度もふまえてこの曲を候補としましたが、場面がはっきりと入れ替わりストーリーのあるこの曲は明解さと深みがある味わい深い曲です。

楽器は口や手だけ演奏するものではない。全身で表現をします。目、足、表情はどうなっていますか。この曲は機械のように演奏するような曲ではないです。そして、表情は音にも影響します。

この曲も好きな部分がたくさんあります。

自分たちが好きなフレーズ、見つけられましたか。

 

私は中学時代、トロンボーンでした。吹奏楽曲のトロンボーンはハーモニーだらけで当時の私はそこに物足りなさを感じることもありました。でも2小節、好きなフレーズがあったんです。メロディーじゃないですけど。ただの4分音符の羅列ですけど、好きでした。そこはたくさん練習しましたし、気合いの入り方がやっぱり違いました。今でも音を覚えています。

そんなフレーズがあるの、よくないですか?